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スナック菓子のダイエット表示の意外な落とし穴

中身の食品よりラベル表示こそが重要なのだ。ローファット(低脂肪)と触れ込んだスナック菓子は売れるから、企業にとってはありがたい守り札のようなものだろう。しかし、最近の調査では、ローファット表示のあるスナックを消費者は食べ過ぎてしまう傾向が強いことが分かった。

  まさに心理ゲームのような話だが、雑誌「ジャーナル・オブ・マーケティングリサーチ」が紹介した研究では、ローファットに操られる人間の心の様子を描いている。それによると、消費者はローファット表示のスナック菓子は、カロリーも普通の食品より20-25%低いと誤解している(実際は15%程度のローカロリーなのだが)という。また、標準体重の人がローファットのスナックを食べるたびに、30カロリーも余計に摂取し、肥満体の人の場合は90カロリーも余計に摂取してしまうと指摘している。

  同研究では、消費者がローファットの表示によって、適正量を過大に見積もり、食べ過ぎによる罪の意識を軽くする傾向が強まると主張している。太り気味の消費者は、標準的な体重の消費者よりもなぜローファット表示のスナックを過剰に摂取するのか。研究は肥満体とダイエット食品産業を結びつける悪循環を証拠づけるものだろうか。ダイエット飲料もダイエット食品と同様、飲み過ぎの罪の意識を軽くし、他の食品の食べる量を増やしてしまうのか、疑問の種は尽きない。

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